養護教諭とは
保健室にいる教員免許状を持った教員である。 養護教諭は全校児童・生徒、教職員の心と体の健康を守り、よりよい状態になるよう働きかけるのが仕事である。 そしてヨウゴ学生がその教員免許状を取得するためには
以下について学んでいる。
養護に関する科目 ＝「養護とは何か」を学ぶ養護概説をはじめ、看護学や栄養学、衛生学・公衆衛生学、健康相談活動の理論・方法等、児童生徒の心身の健康を保持増進するために必要な知識技能を身に付けるための科目
教育の基礎理解に関する科目 ＝教育の理念や歴史、思想に関すること、幼児児童生徒の心身の発達、学習過程、特別な支援などについての知識技能を身に付けるための科目
道徳、総合的な学習の時間等の内容及び生徒指導、教育相談等に関する科目 ＝道徳、総合的な学習の時間、生徒指導、教育相談（カウンセリング含む）の理論と方法についての知識技能を身に付けるための科目
教育実践に関する科目 ＝いわゆる教育実習であり、以上で身に付けた知識を実践演習する科目
私たちのできること
ヨウゴ学生の能力
対人関係能力
養護教諭は１対１の対応をすることが多い。例えば、けがをしたAさんに対して処置をする、悩みがあるBさんから話を聞く、などである。こうした職務に対人関係能力は生かされる。
この力は君のとの関係をきっとよりよいものにする。
SECOND
連携する力
・学級担任をはじめとした教職員、学校医、学校歯科医、学校薬剤師、スクールカウンセラーなど学校内の連携
・ 医療関係者、福祉関係者など地域の関係機関との連携今、以上の２つの連携が教育現場で重視されいてる。そして養護教諭はコーディネーターの役割を担っている。
この力は君をサポートするためのパートナーを増やすことができる。
THIRD
観察力
養護教諭は学校に１人だけの存在
→校内巡視や会話の中で子どもたちや教職員のちょっとした変化に気づくことが求められる。そこで生かされるのが観察力だ。
この力で君のちょっとした変化をキャッチし、歩みのペースを自然と合わせていく。
ヨウゴ学生と子どもたち
ここまでヨウゴ学生が学んでいること、持つ・育つ能力、現状について述べてきたが、あなたはどのような感想を持っただろうか。
私たちは、ヨウゴ学生は子どもと関わる上で必要な能力が備わっており、それを生かすことで子どもたちに大きな影響を与えることができると信じている。そして、そんな人材が教員採用の狭き門によって行き場を失ってはならない。
だから今、私たちは動き出す。君も今、私たちとともに歩き始めよう。
活動報告書